自宅賃貸マンションのキッチンスペースにある小さなルーバー窓の防寒対策としてポリカ中空ボードを使った二重窓化対策を行ったので材料集めから作業までの一連の流れを紹介します。
そもそも完全に閉まりきらないルーバー窓はすきま風が入り放題なわけで冬はとても寒いわけですが二重窓化の効果は抜群でした。
冬にキッチン部分に立つと外居るんでは思うくらいに寒いわけですがその感じがかなり緩和されたイメージです。
マンションの防寒対策などでDIYによる二重窓化を検討されている方は是非参考にしてみてください。
冬に激寒なルーバー窓
キッチンスペースにある小窓はハンドルを回して開閉するルーバー窓になっており、簡単に換気が出来て良いのですが冬はとにかく寒いです。
完全に閉まりきらずすきま風が入り放題
このように占めたとしてもガラスが重なり合うだけなので当然すきま風が入り放題なわけです。
春夏くらいまでは良いですが、冬には暖房で温めた室内の空気も逃げていくし、冷たい風が入り外に居るのでは思うくらい寒いです。
そこでこの窓を前からやろうやろうと思っていた二重窓化にチャレンジしてみたわけです。
二重窓化に必要な材料
窓のサイズや形状によっても変わってきますが今回の小窓は開け閉めをしないFIX窓=はめ殺しを採用しました。
になります。
ルーバー窓の二重窓化手順
それでは早速二重窓化の大まかな流れですが主には以下のような流れになります。
詳細は作業しながら写真にしていますので気になる方は引き続き読み進めてください。
採寸
二重窓化する窓枠の採寸を行います。
すきま風の侵入を防ぎたいので出来るだけ正確にミリ単位で行います。
上下左右でゆがみがある場合もあるので4カ所全て測るのが良いみたいです。
ポリカ中空ボードの切断
そして作業としての最大の難所はこのポリカ中空ボードの切断になります。
ポリカ中空ボードのカットするサイズですが縦はガラス戸レールの遊びがあるので実寸-5m。横はカブセの厚みを考慮して-4mmでカットしました。
窓枠 | ポリカ中空ボード | |
---|---|---|
縦 | 631mm | 626mm |
横 | 431mm | 427mm |
ガラス戸レールをカッター定規に応用
他の方のブログなどを見ると皆さんカッターを使われていたのでそのやり方を採用します。
真っ直ぐに切るのが難しいのでカッター定規などを利用するわけですが持っていないので切断前のガラス戸レールを両面テープで固定して応用します。
ガラス戸レールの切断
ガラス戸レールはノコギリを使いますがこちらは切断する範囲が少ないので一瞬で終わります。
切断面のバリ取り
やすりでバリ取りと寸法を合わせます。
カブセの切断
ポリカ中空ボードの左右に付けるカブセも切断します。
カブセはガラス戸レールに入らないので干渉しない程度に採寸しています。
カブセの取り付け
カブセは両サイドからはめ込むだけです。
ガラス戸レールの取り付け
賃貸なので剥がせるタイプの両面テープを使って窓枠にガラス戸レールを取り付けます。
ポリカ中空ボードのはめ込み
切断済みのポリカ中空ボードをはめ込むわけですが、ルーバー窓の開閉ハンドルが邪魔なので外します。
※ルーバー窓が開かなくなりますがそもそも冬は寒くて開けないので問題有りません。
ルーバー窓のハンドル取り外し
ハンドル部分のネジで圧着しているだけなので簡単に外れます。
微調整しながらポリカ中空ボードのはめ込み
縦方向はガラス戸レールの遊びがあるので問題ありませんが横のサイズが合わず数回程、横幅の調整を行っています。
※サイズが合わないとすきま風が入るので最初は少し採寸よりも数ミリ大きめに切って調整するのが良いかと思います。
ルーバー窓の二重窓化の成功
という事ですきま風が激寒なルーバー窓の二重窓化が完成です。
はめ殺し故にポリカ中空ボードの取り外しが面倒なので温度チェックはしていませんが体感で大分寒さが軽減しています。
冬の時期はキッチンに立つと「寒っ」ってなるのですがそれを感じないですし二重窓化した部分に手を当ててみても冷たい風を感じないので十分に効果があったと言えます。
このページのまとめ
ポリカ中空ボードを使った二重窓化対策は賃貸でも両面テープによる固定で取り付けでき費用もホームセンターなどで材料を揃えれば大したとこもないです。
今回は2500円程度でしたので手軽に出来て効果のあるDIYとしておすすめです!
ただ今回は開閉させないFIX窓=はめ殺し窓なのでポリカ中空ボードの横幅の精度が難しい事もありこの部分は「隙間テープ」みたいなものを利用したほうがより簡単で防寒対策の精度も上がるのではと思いました。
良かったら是非二重窓化DIYをお試しください。
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