自宅賃貸マンションのミニキッチンにパナソニックのプチ食洗機を取り付けたのでその一連の流れを紹介していきます。
食洗器置きたいけどミニキッチンで設置スペースがないという方などはご参考にしてみてください。
ミニキッチンとは
そもそもミニキッチンというのはこういうシンクとコンロ(IH等)がセットになっている一人暮らし用のマンションなどにあるものです。
でここにどうやって食洗器置くのかという話なのですが、若干の強引さはあるもののサイズがぴったりハマるメタルラックを導入する事で解決しています。
準備する物
自宅のミニキッチンに食洗器を導入するにあたり必要なものになります。
パナソニックのプチ食洗機「NP-TCR4-W」
外付けタイプの食洗器では水栓と直結するものから最近では工事不要のタンクで給水を行う物などがあります。
ただ現状では水道直となるとパナソニック一択となるようで一人暮らしの自分にはこのプチ食洗器が候補となりました。
工事不要の給水タイプもありますが毎日使うものなのでやはり分岐水栓で直結してるほうが間違いなく楽だと思います。
メタルラック
食洗器の置き場がなく長年諦めていたところですがアイリスオーヤマのメタルラックはかなり豊富にサイズがあり横幅5cm単位で選ぶ事ができます。
これを見つけられたので今回食洗機の導入に至りました。
ミニキッチンの横幅は丁度85cm～85.5cmくらいだったので85cm幅のメタルラックがジャストサイズでした。
CB－E7(パナソニック据置食器洗い乾燥機用)
食洗器を水道から直で利用するには分岐水栓が必要で既に設置されている水栓によって対応する分岐水栓は異なります。
因みにどの分岐水栓が自宅の水栓に適合するのかわからない場合はパナソニックの分岐水栓の製造メーカーにメールで問い合わせれば簡単に品番を教えてもらう事が出来ます。
モンキーレンチ
「食洗機は工事が必要だから」という事ですが実際のところ現在の設置されている水栓をモンキーレンチで外して分岐水栓を取り付ける程度のものかと思います。
DIYなどを出来る方であれば特に難しいような作業はないです。
ミニキッチンへの食洗器の設置手順
ここからは実際に食洗器を導入する流れを紹介していきます。
分岐水栓の取り付け
まずは分岐水栓の取り付けになります。
この「分岐水栓の取り付け=工事」という事になるかと思いますが先述しているように特段難しい作業ではありませんでした。
止水栓を閉める
止水栓は建物によって設置されてる場所が異なるので賃貸の場合は大家さんとか管理会社に確認する必要があります。
集合住宅の場合、他の部屋の止水栓と近くにあるケースがほとんどかと思いますが間違っても他の部屋の止水栓を占めないように気を付けましょう。
蛇口本体の分解
部屋の水が出ない事を確認したら蛇口の分解を行います。
ハンドルの取り外し
水栓ハンドルは中心のカバーをマイナスドライバーなどでこじ開けるとねじ止めされているのでドライバーで外します。
カバーナットの取り外し
ハンドルを外すとカバーナットが見えるのでモンキーレンチで挟んで回しながら緩めます。
スピンドルとコマを抜き取り
カバーナットまでが外れるとスピンドルとコマが刺さっているだけなのでそのまま引き抜きます。
と言うところまでが主な食洗機の工事と言われるものになるかと思います。
分岐水栓の取り付け
あとは用意しておいた分岐水栓を差し込みナットを回して固定します。
給水ホースと接続
給水ホースとの接続はワンタッチで簡単です。
止水栓の開放
ここまで出来た所で最初に占めた止水栓を開放して水が使えるようにします。
メタルラックの設置
ミニキッチンにメタルラックを設置します。サイズが合う事を確かめて購入しているわけですが正にシンデレラフィットというか。
ミニキッチンにメタルラックが綺麗に収まります。
食洗機「NP-TCR4-W」の設置
食洗器を持ち上げてメタルラックに設置。
給水ホースと排水ホースを繋げる
食洗機の背面にある給水ホースと排水ホースを接続します。
アース、電源の接続を行って完成となります。
このページのまとめ
ミニキッチンでの食洗機の導入の肝はやはり設置場所になるかと思います。
で今回のメタルラックを使ったミニキッチン内への食洗機の設置はオフィシャルで推奨できるものではないかもしれないのですが実際に毎日使用していて特に問題もないので個人的には満足しています。
食器の出し入れが結構高い位置に来るので背の低い方などは使いづらいかもしれませんので使用される方や環境に合わせてご検討いただければと思います。
因みにIHコンロの真上に来るので一応熱対策としてメタルラックと食洗器の間にアルミシートを敷いています。
またプチ食洗器ではあまり物が入らないというレビューが散見されるのですが一人暮らしの場合、取っ手が取れるタイプのプライパンなら24cmまで皿とかと一緒に洗えます。
確かに通常サイズが置けるならその方が良いかもしれませんが食器をコンパクトにして最適化すればプチ食洗器でも十分機能するかと思います。
置くスペースと予算的に許すのであれば通常サイズでもいいかもしれません。
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